椎間板ヘルニアとの付き合い方

― 「腰が壊れた」と思い込んだ私が、再び体を動かせるようになるまで ―

はじめに

診察室のモニターに映し出された、 白黒の画像。

医師が指し示したのは、 背骨のあいだから、少しはみ出した部分でした。

「椎間板ヘルニアですね」

その言葉を聞いた瞬間、 頭が真っ白になったのを覚えています。

診断名がついたことへの安心よりも、 先に立ったのは、 「これから先、どうなるのだろう」 という恐怖でした。

画像に映る、そのはみ出した部分を見て、 「自分の腰は、もう壊れてしまったのだ」 と感じてしまったのです。

それ以来、腰を曲げること、 物を持つこと、運動することが、 ひどく怖くなりました。

「一生このままなのではないか」

そんな考えが、頭から離れませんでした。

けれど、それから長い時間をかけて、 私は少しずつ学んでいきました。

画像に映る変化だけでは、 体の未来はすべて決まらないのだ、ということを。

椎間板ヘルニアという診断名と、 私はどのように付き合うようになったのか。

ここから先で、丁寧にお伝えしていきます。

ここから先は有料部分です。