腰痛20年で学んだこと

― コルセットに頼り続けた私が、自分の腰を信じられるまで ―

はじめに

朝、靴下を履こうとして、前かがみになる瞬間。 その一瞬に、体が固まることがありました。

「今、腰にきたらどうしよう」

床に落ちたものを拾うときも、 くしゃみをする瞬間さえも、 どこかで身構えている自分がいました。

外出前には、必ずコルセットを締める。 それが、私にとって長い間、 当たり前の習慣になっていました。

「これさえ着けていれば大丈夫」

そう信じることで、 どうにか日常を保ってきたように思います。

けれど、20年という時間を振り返ったとき、 ふと、こんな疑問が浮かびました。

私は本当に、腰を守れていたのだろうか。

それとも、守ろうとすることそのものが、 私から何かを奪っていたのだろうか。

腰痛を恐れて、守り続けてきた私が、 なぜ少しずつ、体を動かすことを選ぶようになったのか。

ここから先で、20年分の記録として、 お伝えしていきたいと思います。

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