間違いだらけの健康常識③
間違いだらけのカロリー制限|「食べなければ痩せる」は本当?体を守るために知っておきたい本当の健康習慣
その数字が、あなたを苦しめていませんか
「このケーキは○○kcalだから、今日は我慢」。 「今日は食べ過ぎたから、明日は一食抜こう」。
そんなふうに、いつも頭のすみで数字を計算していませんか。
おいしそうなものを前にしても、まず思い浮かぶのはカロリーの数字。 食べたあとには、なぜか罪悪感が残ってしまう。
そのたびに、心まで少しずつ苦しくなっていませんか。
食べることは、本来とても幸せなことのはずなのに。 いつのまにか、こわいものになってしまっている。
でも、もしかすると。 あなたが本当に向き合うべき相手は「カロリー」ではなく、「自分の体」なのかもしれません。
今日はその話を、やさしくお伝えしていきますね。
「カロリー=悪」という思い込み
いつからか私たちは、食べ物を「数字」で見るようになりました。
パッケージの裏のカロリー表示。 アプリに打ち込む、今日の合計。
数字で管理できると、なんだか安心しますよね。 頑張った気持ちも、目に見えて分かりやすい。
もちろん、カロリーは大切な指標のひとつです。
でも、それだけで健康や体型を判断することは、できません。
たとえば、同じカロリーでも、お菓子と一汁三菜では、体への入り方がまるで違います。
カロリーを見るのは、食事の「値段」だけを見るようなもの。 安いものばかり選んでも、「栄養」という中身は、また別の話なのですね。
体が本当に喜ぶのは、数字の小ささではありません。 体を養ってくれる、質のよい栄養バランスのほうなのです。
極端なカロリー制限で、起こりやすいこと
カロリーを気にすること自体が、悪いわけではありません。 問題は、「極端に」減らしてしまうことにあります。
一般的に、こんなことが起こりやすいと言われています。
・空腹感が強くなり、頭から食べ物が離れない ・集中力が続かないことがある ・筋肉量が減ってしまう可能性がある ・代謝が低下しやすくなることがある ・元の食事に戻ると、リバウンドしやすくなることがある
もちろん、感じ方には個人差があります。
ただ、体は必要な栄養が足りないと、それを正直に教えてくれます。
つらさや不調は、あなたの弱さではありません。 「もう少し、養ってほしい」という、体からのやさしいサインなのです。
漢方・食養生では、どう考える?
漢方や食養生では、「食べないこと」を、あまりすすめません。 むしろ大切にするのは、体を「養う」という考え方です。
胃腸の働きを整え、毎日少しずつ、体に必要なものを届けていく。
だから問われるのは、「食べるか、食べないか」ではありません。 「何を、どのように食べるか」なのですね。
食養生では、こんなことを大切にします。
・旬の食材を、いただく ・温かいものを、選ぶ ・よく噛んで、ゆっくり食べる
旬のものは、その季節に体が必要とする力を持っていると考えられます。 温かい食事は、胃腸をいたわり、冷えをやわらげてくれます。
数字を削ることよりも、体を養うこと。 これも、無理のない体質改善のひとつの形なのです。
本当に大切なのは「数字」ではなく「体の声」
ここが、今日いちばんお伝えしたいことです。
体重計の数字や、カロリー表示。 それだけを追いかける毎日は、どこか苦しくありませんでしたか。
数字は、あなたの調子を完全には表してくれません。
本当に目を向けてほしいのは、こんな小さな変化です。
・朝、すっと目が覚めること ・体が、なんだか軽く感じること ・前より、疲れにくくなったこと ・ごはんを「おいしい」と、心から感じられること
これらは、どんな体重計にも表示されません。 でも、本当の健康は、こうした日々の手ざわりの中にあります。
数字に一喜一憂する生活を、そろそろ手放してみませんか。 体の声に耳をすませた時間こそが、あなたを変えていきます。
ほんの少しずつでかまいません。 「今日はよく眠れた」「お味噌汁がしみた」。 そんな小さな実感を、ひとつずつ集めていく。
その積み重ねが、いつのまにか、あなたの心と体を軽くしてくれます。
私が、整える時間に取り入れているもの
私自身も、以前は数字ばかりを気にしていました。
体重計に乗るたびに、気分が上がったり下がったり。 今思えば、ずいぶん自分を追い込んでいたなと思います。
でも今は、毎日の生活リズムを整えることを大切にしています。
その一つとして、普段の水分補給にスリムバランス茶を取り入れています。
食事のあとの一杯として、ほっと一息つく時間に。 ゆっくりお茶を味わう時間が、「今日も体をいたわろう」という気持ちにつながります。
正直にお伝えすると、お茶だけで体が変わるわけではありません。
でも、生活習慣を見直すきっかけとして、無理なく続けられています。 数字から少し目を離すための、やさしい習慣のひとつです。
今日からできる、3つのこと
むずかしいことは、何もいりません。
1. カロリーだけでなく、栄養バランスを見る たんぱく質、野菜、彩り。「数字」より「中身」に目を向けてみましょう。
2. 一日三食を、極端に抜かない 抜くより、整える。規則正しいリズムが、体をいちばん安心させます。
3. 温かいものを、ゆっくりよく噛んでいただく 胃腸をいたわりながら、食事そのものを楽しむ時間にしてください。
どれも、今日の一食から始められることばかりです。
おわりに
あなたの体は、敵ではありません。
毎日、文句ひとつ言わずに頑張ってくれている、大切なパートナーです。
数字を減らすことばかりに気をとられて、そのパートナーを、責めすぎていませんでしたか。
食べることを、こわがらなくて大丈夫です。 あなたはこれまで、十分すぎるほど頑張ってきました。 これからは、体をいたわる食べ方を、ひとつずつ選んでいきましょう。
数字では測れない健康が、きっとあなたの毎日を、やさしく変えてくれます。
健康とは、自分を大切にすることから始まります。 今日のその一口が、あなた自身をいたわる一歩になりますように。
次回の「間違いだらけの健康常識④」も、どうぞ楽しみにしていてくださいね。
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