間違いだらけの健康常識②
間違いだらけの糖質制限|糖質を減らすほど痩せると思っていませんか?本当に大切なのは“糖質との上手な付き合い方”です。
こんなにがんばっているのに、どうして
「ご飯は、半分にしています」。 「パンは、ずっと我慢しています」。 「甘いものは、一切口にしていません」。
そんな努力を、毎日けなげに続けている。 それなのに、思うように体重が動かない。
むしろ、なんだか前より疲れやすい気さえする…。 そんな経験は、ありませんか。
鏡の前で「私の頑張りが足りないのかな」と、自分を責めてしまう。 でも、どうか聞いてくださいね。
あなたが悪いのでは、けっしてありません。 ただ、糖質との付き合い方を、ほんの少し誤解しているだけかもしれないのです。
今日はその話を、やさしくお伝えしていきますね。
「糖質=悪者」という思い込み
SNSやテレビ、雑誌をひらけば、「糖質オフ」という言葉が目に飛び込んできます。
すっかり身近になった分、「糖質はとにかく悪いもの」というイメージも、広がってしまいました。
でも、本当にそうでしょうか。
糖質は、私たちが毎日を元気に過ごすための、大切なエネルギー源です。
体を動かすときも、頭を働かせるときも。 そして、心臓が休まず動き続けるときにも、糖質は静かに使われています。
いわば、車にとってのガソリンのような存在。 それをゼロにしてしまえば、体は走りたくても走れません。
ガソリンが切れた車が、エンストしてしまうように。 極端に糖質を抜いた体も、力が出にくくなってしまうことがあります。
糖質は、敵ではないのですね。
極端な糖質制限で、起こりやすいこと
もちろん、糖質を減らすこと自体が悪いわけではありません。 問題は、「極端に」減らしてしまうことにあります。
一般的に、こんなことが起こりやすいと言われます。
・空腹感が強くなり、食べることばかり考えてしまう ・なんだかイライラして、気持ちが落ち着かない ・つらくて、長続きしにくい ・元の食生活に戻ると、体重も戻りやすいことがある
もちろん、感じ方には個人差があります。 平気な人もいれば、つらく感じる人もいます。
ただ、「我慢の上に成り立つ方法」は、どこかで限界がきやすいもの。 そして、その反動がリバウンドにつながってしまう。
これは、あなたの意志が弱いからではありません。 無理のある方法を、体が正直に教えてくれているだけなのです。
漢方・食養生では、どう考える?
漢方や食養生では、食べ物を「敵」とは考えません。 大切にするのは、体全体のバランスを整えることです。
胃腸の働き、生活リズム、冷え、ストレス。 これらが、食欲や体調にそっと影響していると考えられることがあります。
つまり、「何を抜くか」よりも、「どう整えるか」。
そのため、糖質をむやみに抜くよりも、 こんな習慣のほうを、漢方では大切にします。
・よく噛んで、ゆっくり食べる ・食事の時間を、なるべく整える ・腹八分目を、意識する
どれも、特別な道具もお金もいりません。 無理なく続けられることばかりですよね。
胃腸をいたわりながら、少しずつ体を整えていく。 これも、立派な体質改善のひとつの形なのです。
たとえば、冷たいものばかりを口にすると、胃腸は働きが鈍りやすくなると考えられます。 温かい汁物を一品そえる。 それだけでも、体はずいぶん楽になっていきます。
「抜く」より「いたわる」。 この発想の転換が、無理のない食養生の入り口になるのですね。
本当に大切なのは「続けられる食生活」
ここが、今日いちばんお伝えしたいことです。
短期間で結果を求める方法は、たしかに魅力的に見えます。 でも、一ヶ月で終わってしまう方法では、未来は変わりません。
本当に選ぶべきなのは、一年後も笑顔で続けられる食生活です。
ダイエットは、我慢大会ではありません。 誰かと競うものでも、自分を痛めつけるものでもないのです。
今日のごはんを、おいしいと感じられること。 それを明日も、来月も続けられること。
そのささやかな積み重ねこそが、未来のあなたの健康をつくっていきます。 派手さはなくても、いちばん確実な道なのですね。
私が、整える時間に取り入れているもの
私自身も、食事を極端に制限する前に、まず毎日の生活リズムを整えることを大切にしています。
その一つとして、普段の水分補給にスリムバランス茶を取り入れています。
食事のあとの一杯として、ほっと一息つく時間に。 ゆっくりお茶を味わう時間が、「今日も体をいたわろう」という気持ちにつながります。
正直にお伝えすると、お茶だけで体が変わるわけではありません。
でも、生活習慣を見直すきっかけとして、無理なく続けられています。 小さな習慣ほど、長く寄りそってくれるものですね。
何から始めたらいいか迷っているなら。 こうした一杯から始めてみるのも、ひとつの方法かもしれません。
今日からできる、3つのこと
むずかしいことは、何もいりません。
1. 主食を、完全には抜かない ご飯やパンは、心と体のエネルギー。少し量を見直すだけで十分です。
2. 野菜やたんぱく質も、バランスよく食べる 「抜く」より「そろえる」。彩りのある食卓を、楽しんでください。
3. よく噛んで、食事の時間を整える ゆっくり味わうと、満足感も生活リズムも、自然と整っていきます。
どれも、今日の夕ごはんから始められることばかりです。
おわりに
糖質は、けっして敵ではありません。
もし敵にするものがあるとすれば、それは無理を続ける生活のほうかもしれません。
健康は、我慢からは生まれません。 毎日の小さな積み重ねの中で、ゆっくりと育まれていくものです。
糖質を減らすことばかりに気をとられて、自分の体の声を、置き去りにしていませんか。
おなかが空いた、温かいものが食べたい、今日は少し疲れた。 そんな小さな声に耳をすませることも、立派なセルフケアです。
これからは、食べ物と戦うのではなく、自分の体とやさしく向き合っていきましょう。
あなたの体は、ちゃんと応えてくれます。 今日のその一口が、未来のあなたを大切にする一歩になりますように。
次回の「間違いだらけの健康常識③」も、どうぞ楽しみにしていてくださいね。
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